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看護師:桑原歩美さん
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豪雪の年にお嫁にきた看護師さん
- 移住年月
- 平成17年2月
- 今の職業
- 津南病院 看護師
- 出身地
- 埼玉県
素敵な笑顔で家族や患者さんを支える看護師の桑原さんを取材しました。
今までに見たことない豪雪の地「津南町」に移り住んだ時の大変だったことや楽しかったこと、津南町に暮らしてよかったことを伺いました。
また、看護師として、津南病院で働く桑原さんにとって仕事のやりがいも伺いました。
津南町に来たきっかけは何ですか?
「結婚を機に24歳の時、津南町に引っ越してきました。」
東京の大学に通っていた頃、津南町出身のご主人と出会い、結婚を機に津南町へ引っ越しされた桑原さん。
記録的豪雪の年に来たため、最初は雪国・田舎での暮らしに戸惑い、辛いこともあったそうです。
津南町の第一位印象を教えてください。
「すごい田舎だなー。どこで買い物をすればいいんだろう?って思いました。(笑)」
「ここまでの雪国だとは結婚して引っ越すまで知りませんでした。」
ご結婚前に夏祭りで数回津南町を訪れたことがあったそうですが、桑原さんが引っ越してこられた年は歴史的な豪雪の年で、嫁入り先のご両親も「今年は特別な年だから!!」と強調しておっしゃっていたそうです。
さぞ、津南町の積雪量には驚かれたことでしょう。
津南町に来て大変だったことは何ですか?
「結婚で来たばかりの頃は車を持っていなくて、今ほど近くにお店がなかったため徒歩ではどこにも遊びに行くことができませんでした。」
見たこともない大雪。雪かきの仕方もわからず途方に暮れる日々。そんな中、ご主人しか味方がいない…そんな孤独感に襲われたこともあったそうです。
見知らぬ土地にきて不安にならない人なんてほとんどいませんよね。
雪に関するエピソードを教えてください。
「独身の時に乗っていた車を後から持ってきたのですが、二輪駆動の軽自動車だったため大雪の日に立ち往生してしまったことです。」
慣れない雪道に怖い思いをしたことも多々あったそうで「なんで二輪駆動なんて乗ったんだー?」と言われ、その後四輪駆動に乗り換えたそうです。
スタットレスタイヤがあれば走れてしまう津南町の道路ですが、不意に雪の多い場所がありますので、やはりおすすめは四輪駆動の車かと思います。
津南町のいいところはどこですか?
「津南町の方は県外から来た人のことも快く受け入れてくださる方が多いです。よそ者扱いをされたことがないですし、フレンドリーでとても嬉しかったです。」
犯罪がほとんどなく、自然に恵まれながら、安心して子育てができる環境はのびのび子育てができたとおっしゃっていました。
ご主人を始め、家族や周囲の方々に温かく見守られ助けられながら、子育てをすることができたという環境は母親にとって最高の環境なのはないでしょうか。
津南町の楽しみ方、楽しかった思い出はありますか?
「初めてのかまくらづくりは楽しい思い出です。」
「スノーボードやウィンタースポーツがすぐにできる環境はとてもよかったです。ニュー・グリーンピア津南は町民だとリフト券が500円で一日遊べて、よく家族で遊びに行っていました。」
ゲレンデが近くにあって家族でウィンタースポーツを楽しめるのは雪国ならではの楽しみ方ではないでしょうか。
雪を楽しんだり、利用したりすることは津南町での生活を豊かにする秘訣でもあります。
「お米がとにかくおいしいです!野菜も山菜もたくさんいただける。ご飯屋さんだとたからや食堂の野菜炒めがおいしいですよ!」
お仕事について
「津南病院は職員同士が仲良く、和気あいあいとしていて、とてもいい雰囲気の職場です。20代の若い人から年上の方まで相談もしやすく、お互い声を掛け合いながら協力し合って働いています。」
「職業柄大変なことも多いですが、切磋琢磨しながらでも皆一生懸命に仕事をしています。患者さんやご家族にとって何が一番いいのかを考え、入院された方が元気になって退院を迎えられた時は嬉しいですし、仕事へのやりがいも感じます。」
津南町に来られる以前から、看護師をされていた桑原さん。
津南病院はナースステーションが一つなので、さまざまな科の医師や看護師・薬剤師とも交流があり雰囲気がいい病院だそうです。
看護師募集中
津南町病院では現在看護師・看護助手を募集しています。(令和5年11月現在)
地域密着型の地域医療は大変なことも多いですが、とても明るい職場です。皆さんと一緒にやりがいを持ってお仕事してみませんか。
詳しくは下記、津南病院HPまたは津南町役場HPをご覧ください。
津南病院HP
津南町役場HP
また、雪国での生活に不安を感じる方は津南町の移住コーディネーターが事前に町内案内または職場見学も承りますのでぜひ移住相談窓口までお問い合わせください。
皆様のご応募お待ちしております。
取材を通して感じたこと
桑原さんの貴重な体験談やお話を伺い思ったことは「一度は感じる孤独感」「津南町の住民が外から来た人にやさしいこと」「やりがいのある仕事は田舎にもある」この3つです。
筆者も移住者の一人として、少なからず孤独感を感じたことはありました。それは初めての土地で誰しもが感じることなのだと思います。
ただ、そんな中で孤独感が薄れていくと感じるのはご近所のかたとふれあったり、集落に関わっていくことなのかもしれません。
また、田舎には多くの業種があるわけではありませが、多くのかたに感謝されたり、助け合っているという実感の中働くことができます。
それは田舎ならではのコミュニティーの深さがあるからこそであり、やりがいにもつながっていると思います。
ぜひ、そんなやりがいある田舎暮らしを津南町に移住して体感してみてはいかがでしょうか。
お問い合わせお待ちしております。